特別展 軍師 官兵衛  江戸東京博物館 開催中

2014年NHK大河ドラマ 特別展 『軍師 官兵衛』が江戸東京博物館にて開催されています。

特別展の前置きにはこんなことが示されております。

『戦場のよそおい』

信長、秀吉、家康三人の天下取りの行方を左右した軍師・黒田官兵衛。

信長に才能を認められ秀吉の天下人の地位を築き戦国の騒乱に終止符を打った。

華やかな戦歴ゆえか、江戸時代以来、様々なエピソードに彩られる乱世を駆け抜けた官兵衛の59年の生涯。

本展では官兵衛ゆかりの品々を通して虚像のベールを剥ぎ取り官兵衛の実像を紹介する。

 

この特別展の内容が品々の展示がら伺えます。

戦国時代の軍師

戦時戦場において状況を見極め吉凶を占い見方に勝利をもたらすように、種々の儀礼を司る軍事故実に長けた技能者はこれまでも陣中では必要であった。

しかし官兵衛に代表される軍事体裁の言葉と運営を遂行する参謀としての総合的なマネージメント能力が織豊期の陣営には強く求められた。

当時軍師という正規の職掌があったわけではないが、難解な政治判断の諮問をうけ最高の解決策の判断を行える人物が希求された時代。

荒波に奔走されるなか一筋の光明を指し示す羅針盤のように軍師の冷静な手腕がその後の命運を大きくした。

秀吉を天下人に導いた要件に『三国志』の諸葛孔明に理想の軍事像を重ね合わせる竹中半兵衛とともに官兵衛の発案する現実的で当意即妙の献策は欠かせななかったと言える。    

 ―———————–     展示内の説明から

 

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黒田如水像などのゆかりの品々が素晴らしいです。

太刀 名物『日光一文字』 鎌倉時代  ( 国宝 )

官兵衛着用 白檀塗合子形兜 ( レプリカ )

黒漆塗桃形大水牛脇立兜 安土桃山時代( 重要文化財 )

黒田長政が若年期から最も愛用した兜。

安土桃山時代の武将たちが着用した個性的な兜の代表例として知られる。

南蛮兜を模した桃形兜に水牛の角を形作った雄大な脇立が付属。

長政は大水牛脇立兜を何頭か所有していたが、この兜には黄金の前立が付属しているのが特徴的である。 

              黒漆塗桃形大水牛脇立兜の館内説明より     

 

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