ひな祭りの楽しい演出 吊るし雛飾り
女の子が生まれて最初に迎えるひな祭りが初節句です。
子や孫の成長を願う心を思い一針に優しい温かな心で作ります。
雛人形を贈ってもらい、昔からそれを飾りつけてお祝いしたものです。
当日の料理には、白酒・はまぐりの潮汁・ひなずし・ひなを形ちどった小さく作った口取りや煮物などを供え食します。
ひな祭りは楽しくしたいものです。
お内裏様の人形の主役は勿論、吊るし雛飾りを通して、行事の意味や歴史などを教えるきっかけにもなります。
お子様の知識や情操を豊かにするひな祭りなどの行事は、お子さま中心の楽しい演出を考えて、できるだけ印象深い祭りにしてあげたいものです。
『さるぼぼ』
災難から免れますように。
『這い子人形』
這えば立て、立てば歩めの親心。
お子様の健やかな成長を願います。
『三番叟』
祝い事につきもの。長寿と幸福を願う。
『桃』
邪気・悪霊を退治し延命長寿を意味します。
桃の実が女性を象徴し、女の子の厄払いとも言われ、早く花が咲き、植えやすく実が多いので多産を象徴します。
『ぽっくり』
早く歩けるようになりますように~~。
『ちゃんちゃんこ』
寒がらず風邪をひかぬように~~。
『でんでん太鼓・お手玉』
退屈しないように~~。
『羽子板』
お子様の厄を祓いのけますように~~。
『団子・イチゴ・柿・みかんなどの食べ物』
お腹がすいたら食べましょうねぇ~~。
『座布団』
お行儀がよくなりましたねぇ~~。
おじいちゃま、おばあちゃまもうれしいです。
『うさぎ』
童話で親しまれ、ぴょんびょんと飛び跳ねる飛躍のお守り。
多産ということで子孫繁栄。
赤い目のうさぎは呪力があるといわれています。神様のお使いともいわれています。
『犬』
昔話で親しまれ、犬はお産が軽く、生育が良いことから、安産のお守りなどとして使われ、幼児の厄除けです。