九月の草花 水引き草
藪のようなところでよく見かける祝儀袋・贈答品を結ぶ飾り紐の水引きに似ていることからこの名がついたようです。
とても繊細なようで細い花茎に赤や白の細かな花を咲かせます。
水引とは
和紙をねじってこよりにした水引は神聖さを表します。
何度あつても良いお祝いには蝶結び、婚礼やおみくじなど一度きりにしたいことには結び切りをと、水引の結び目に思いをこめています。
(岩槻工業団地内)
赤ちゃん授乳室完備
藪のようなところでよく見かける祝儀袋・贈答品を結ぶ飾り紐の水引きに似ていることからこの名がついたようです。
とても繊細なようで細い花茎に赤や白の細かな花を咲かせます。
水引とは
和紙をねじってこよりにした水引は神聖さを表します。
何度あつても良いお祝いには蝶結び、婚礼やおみくじなど一度きりにしたいことには結び切りをと、水引の結び目に思いをこめています。
葛は山野に生える生命力が強く蔓性の草、紫紅色の花をつける。
根の澱粉は葛粉として知られる。
秋の七草 万葉集にも詠まれた代表的な草花です。
薄・萩・女郎花・葛・撫子・桔梗・藤袴
今では見られない日本の田舎の風景
道をはさんで畠一面(はたいちめん)に
麦は穂が出る 菜の花盛り
眠る蝶々 飛び立つひばり
吹くや春風 たもとも軽く
あちらこちらに桑つむ乙女
日まし日ましに はるごも太る
ならぶ菅笠 涼しいこえで
歌いながらに植え行く早苗
ながい夏の日いつしか暮れて
かえる道々あと見返れば
葉末(はずえ)葉末に夜つゆが光る
二百十日も 事なくすんで
村の祭りの太鼓がひびく
稲は実がいる 日よりはつづく
刈って ひろげて 日に乾かして
もみに仕上げて 俵につとめて
家内そろって 笑顔に笑顔
そだを折りたく いろりの側で
夜はよもやま話がはずむ
母がてぎわの大根なます
これがいなかの年こしざかな
棚の餅ひく 鼠の音も
更けて 軒端(のきば)に雪降り積もる
秋草の一つ「薄(尾花)」
萩が花尾花葛花撫子の花女郎花また藤袴朝顔の花
(はぎのはな おばな くずはな なでしこのはな
おみなえし また ふじばかま あさがおのはな)
山上憶良「万葉集」]
薄の穂がもう白く風に揺れて秋を思わせる頃となってしまいました。
秋草は決して華やかなものではないでしょうが、静寂を感じるものがあります。
心を落ち着かせて下さると思います。
これからはいろいろと秋草を見かけることができますので、是非、散歩を楽しんでみてください。
八月も今日で終わります。
明日は九月一日で立春から数えて210日目に当たります。
この頃は風雨の激しい日とされ、台風が日本にやってくるころとされています。
ところで、当店の駐車場の一角に雀のために小鳥のエサを蒔いておくのですが、ここのところ、さっぱり雀たちは姿を見せません。
稲が熟した穂を垂れる様子からみて、雀たちは稲の穂をついばんでいるのだろうか。
お米に感謝をして美味しくいただきま~す。
今年のペルセウス座流星群
2015年のペルセウス座流星群はよい条件で観察ができます。
8月14日が新月のため、月明かりの影響がない暗い空で観察ができ、暗い流星まで見ることができるからです。
今年のペルセウス座流星群の活動の極大(注)は、日本時間の8月13日15時30分頃と予想されています。
残念ながら極大は日本の昼間にあたるため、このときに流星を観察することはできません。
しかし、その前後にあたる、12日の夜半から13日未明にかけてと13日の夜半から14日未明にかけては、夜空の十分に暗い場所で観察すると、最も多いときで1時間あたり30個以上の流星を見ることができるかもしれません。
注:流星群自体の活動が最も活発になること、またはその時期を言います。
—— 国立天文台 天文情報センター ホームページより ——
毎度格別なるご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
うだるような暑さですが、皆様にはご健勝のこととお慶び申し上げます。
夏の土用といい一年中で一番暑い時期です。
和菓子屋さんに『土用餅』を見かけるのもこのころです。
古くから、土用の入りに小豆餅を食べて暑気払いし暑い夏を乗り切るとか言います。
他に、食い養生といえば、鰻やシジミも食べたりします。
まだまだ暑さは続きますのでお身体ご自愛くださいますよう。
岩槻藩 遷喬館 (さいたま市岩槻区本町4-8-9)
遷喬館(せんきょうかん)は、岩槻藩に仕えていた儒者・児玉南柯(こだまなんか)が完成11年(1799年)に開設した私塾で、後に廃校となりました。
最盛期には梅林を伴った敷地に武芸稽古所や南柯の自宅、観望台なども設けられていました。
現在まで残っている藩校は、埼玉県内では遷喬館のみで、昭和14年に件の史跡に指定されました。
遷喬館という名前は「詩経」の「出自幽谷遷于喬木」という一節に由来したもので、「学問を欲し友を求める」ことを「鳥が明るい場所を求めて暗い谷から高い木に飛び遷(移)る姿に例えたものです。
「ここで学ぶ子供たちに高い目標をもってほしい」という南柯の願いが込められたものと思われます。
―——- 市報さいたま 岩槻区版より抜粋 ——-
東武アーバンパークライン(野田線)「岩槻駅」より徒歩7分
時の鐘(さいたま市岩槻区本町6-2-28)
岩槻の『時の鐘』は、四里四方に響きわたっていたといわれ、「岩槻にすぎたるものが二つある 児玉南柯と時の鐘」とうたわれるほど岩槻の人々の誇りになっています。
県内には川越や行田にも再鋳された鐘はありますが、岩槻の「時の鐘」が最も古いものです。
寛文11年(1671年)に岩槻城主阿部正春が渋江口に設置し、場内や城下の人々に時を知らせていましたが、現存するものは、享保5年(1720年)に時の城主永井直陳(なおのぶ)が改めて造り直したものです。
鐘は旧藩士の方が代々一日も欠かさず、毎日朝夕6時についていましたが、現在では自動化され、6時・正午・18時に変わらぬ美しい音色で時を知らせています。
東武アーバンパークライン(野田線)「岩槻駅」より徒歩10分 ―—– 資料 市報さいたま 岩槻区版 ———–