端午の節句は男の子の成長と幸せを願う行事です。
『端午』はもともと「月の初めの午(うま――昔の暦に使う干支の一つ)という意味でしたが、だんだんと5月5日だけをさすようになりました。
昔の中国では、5月5日は祝日です。
その日には菖蒲を摘み、お酒を造って飲み、病気にならないように、災難にも逃れるようにと祈りました。
日本でも、菖蒲には特別の力があると信じられ、中国の祝日をまねて、5月5日には菖蒲湯に入ったり、屋根に菖蒲を葺いたりして、悪いことがないように祈ったのです。
江戸時代になると『菖蒲』という音(おん)が『尚武(武を重んじる)=勝負という言葉に通じることから、端午の節句は「男の子の節句」とされるようになりました。
そして、男の子が強く逞しく育つようにとの願いを籠めて、鎧・兜を飾ります。
大袖と兜に菊一文字の飾り金物があり、「菊一文字の鎧兜」は有名です。
青森 櫛引八幡宮所蔵
(鎌倉時代後期)国宝模写 菊一文字金物赤糸縅大鎧模写 兜飾り
サイズ間口70cm×奥行43cm×高さ55cm
他にも
サイズ間口84cm×奥行45cm×高さ65cmもございます。
兜の吹返と鍬形座には一文字が配され一文字は勝負に勝つという説もある。
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雛人形・五月人形 人形のまち岩槻 小木人形
(岩槻工業団地内)
赤ちゃん授乳室完備