川合玉堂 山種美術館

川合玉堂 特別展 生誕140年記念 

今日は最終日の日曜日多くの方が山種美術館にじっくりと観賞されていました。

私もいつも馴染みの雛人形に欠かせない紅白梅に魅かれました。

この『紅白梅』の説明に以下のように示されている。

『大正期には琳派に倣った画図が流行し、玉堂も琳派の影響が色濃い作品を残している。

尾形光琳の゛紅白梅図屏風゛を意識を意識したことがあきらかな屏風で、単純化された梅花やたらし込みによる幹と枝など、後輪の特徴的な画風が再現されている。』

また、五月人形を扱う関係から『小松内府図』1899年

平の重盛が後白河法皇の御所へ攻め込もうとする父の清盛をいさめ思い留まったという 絵に目が留まりました。

この他

——-日本のふるさと・日本のこころ——-

の情趣深い心に残る数多くの作品に出合うことができました。

玉堂のことば

『自然が好き』

私の父は画家ではありませんでしたが、非常に自然が好きで寿司などを買うとそれを茶箱に詰め、私の手をひいて山へ行き、美しい景色を愛でながら喰べたものでした。

こうして幼い時から自然に親しんで来た私が自然の美しさを訪ねて画家になったのも偶然ではなかったでした。

  横川毅一郎 「川合玉堂」 「三彩」 9 1947年より抜粋        館内のパネルの説明分

 

私の個性は自然が好きなんですね。これはどうも仕方がない。

やはりそれが系統というのでしょうか。祖父はぇは描きませんでしたが自然好きで、私の子どもの時分、父と山登りを時々した。

私は(雅邦先生のように)理想派になり得ない自然が好きなんですね。

  「美談対談6 川合玉堂 河北倫明 『三彩』78 1956年より抜粋        館内のパネルの説明分

雛人形・五月人形・破魔弓・羽子板・人形のまち岩槻 小木人形

雛人形・五月人形は人形のまち岩槻 小木人形

(岩槻工業団地内) 赤ちゃん授乳室完備