九月十九日は十五夜

このたびは台風十八号によって日本中あちらこちらと、豪雨、突風の多大の被害がありましたことは、テレビ、新聞紙上で承知いたしておるところです。

埼玉では熊谷地区の方には被害があわれたご様子。

被害にあわれました方々には、まことにお気の毒に存じ心からお見舞いを申し上げます。

一日でも早くご復興なされますようお祈り申し上げます。

中秋の名月ところで、台風も去って今日は素晴らしい秋晴れです。

九月十九日、旧暦八月十五日の満月はもっとも美しいといわれています。

旧暦では、七月から九月までが『秋』に当たります。その真ん中が八月なのです。

この八月十五日の満月を『中秋の名月』とし、収穫を祈り、お月見をするものです。

『月々に月見る月は多けれど、月見る月はこの月の月』という言葉あそびの歌に歌われている月も八月を指しています。

私たちはお月さまを幸せを感じながらゆっくりと眺めたいものです。

お月見のお供え物として、すすきは欠かせません。

秋の収穫稲穂に代わっての月の神様の依代としてのすすきです。

また、ススキの他では秋の七草として女郎花、フジバカマ、桔梗、萩、撫子、葛も供えます。

今年は素晴らしいお月さまが見られますように~~。

雛人形・五月人形・破魔弓・羽子板・人形のまち岩槻 小木人形

雛人形・五月人形は人形のまち岩槻 小木人形

(岩槻工業団地内)

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九月九日は重陽の節句

最高の数字゛9゛が月と日に重なる重陽の節句

古代中国は、゛1゛から゛9゛までの奇数を縁起の良い陽数とし、偶数を縁起の良くない陰数とし、陽数の月に同じ日が重なる日に行事がある。

  • 1月1日・・・・・春節
  • 3月3日・・・・・桃花節
  • 5月5日・・・・・端午節
  • 7月7日・・・・・七夕節
  • 9月9日・・・・・重陽節

゛10゛は数の上では頂点の数、すなわち満つれば、欠けるということから゛9゛を最高の数、陽の数とし

9月の陽数の月に9の日が重なることから「重陽」とします。

平安時代には貴族宮中行事と邪気を避けたり、宴では菊酒を飲んだりと長寿を祝う。

江戸時代に五節句が定められ、無病息災を祈る重陽の節句は五節句その一つです。重陽の節句は地方の武家にも広まり菊酒を飲んだり、菊の花を楽しむようになりました。

五節句とは季節の節目に当たる日で、一年に五回の節句を祝う。

★一月七日=人日の節句(七草の節句)

★三月三日=上巳の節句(桃の節句)

★五月五日=端午の節句(菖蒲の節句)

★七月七日=七夕の節句(星まつり)

★九月九日=重陽の節句(菊の節句)

菊の時期の盛りは旧暦の9月9日ごろ、新暦で今年は10月13日となっております。

江戸時代から重陽の節句には栗ごはんを食べることから「栗の節句」とも呼びます。

 

後の雛

三月三日のひな祭りに対して 、旧暦九月九日(新暦でいえば10月中旬頃)の重陽の節句、または八月朔日(八月一日 )に飾るおひなさま。

幕末頃には大阪の一部や徳島・伊勢地方でおひなさまを飾る風習があった。

八朔に飾る風習も、西日本の広い地域で行われた。

重陽の節句 重陽に飾る雛を菊雛という。

菊の花をお飾りして、もう一度ひな祭りを楽しみます。 九月九日から十月十五日の人形の日 頃まで飾られてはいかがでしょうか。

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