時の鐘(さいたま市岩槻区本町6-2-28)
岩槻の『時の鐘』は、四里四方に響きわたっていたといわれ、「岩槻にすぎたるものが二つある 児玉南柯と時の鐘」とうたわれるほど岩槻の人々の誇りになっています。
県内には川越や行田にも再鋳された鐘はありますが、岩槻の「時の鐘」が最も古いものです。
寛文11年(1671年)に岩槻城主阿部正春が渋江口に設置し、場内や城下の人々に時を知らせていましたが、現存するものは、享保5年(1720年)に時の城主永井直陳(なおのぶ)が改めて造り直したものです。
鐘は旧藩士の方が代々一日も欠かさず、毎日朝夕6時についていましたが、現在では自動化され、6時・正午・18時に変わらぬ美しい音色で時を知らせています。
東武アーバンパークライン(野田線)「岩槻駅」より徒歩10分 ―—– 資料 市報さいたま 岩槻区版 ———–
(岩槻工業団地内)
赤ちゃん授乳室完備