日本の唱歌 「いなかの四季」 秋の風情

今では見られない日本の田舎の風景

道をはさんで畠一面(はたいちめん)に

麦は穂が出る 菜の花盛り

眠る蝶々 飛び立つひばり

吹くや春風 たもとも軽く 菜の花盛り

あちらこちらに桑つむ乙女

日まし日ましに はるごも太る

 

ならぶ菅笠 涼しいこえで

歌いながらに植え行く早苗

ながい夏の日いつしか暮れて

かえる道々あと見返れば

葉末(はずえ)葉末に夜つゆが光る

 

二百十日も 事なくすんで

村の祭りの太鼓がひびく

稲は実がいる 日よりはつづく

刈って ひろげて 日に乾かして秋の風物詩 案山子

もみに仕上げて 俵につとめて

家内そろって 笑顔に笑顔

 

そだを折りたく いろりの側で

夜はよもやま話がはずむ

母がてぎわの大根なます

これがいなかの年こしざかな

棚の餅ひく 鼠の音も

更けて 軒端(のきば)に雪降り積もる

 

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(岩槻工業団地内)

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