歴史と人形のまち岩槻 真福寺貝塚 特別展 さいたま市立博物館
真福寺貝塚(岩槻区城南3丁目)は、縄文時代後期から晩期に営まれた集落跡で、貝塚と低湿地遺跡(泥炭層遺跡)からなります。
発掘調査の歴史は古く、本年は大正15年(1926年)に大山柏氏が発掘調査してからちょうど90年にあたります。
この時の調査は、わが国における泥炭層遺跡の本格的な発掘調査のさきがけとして日本考古学史に刻まれています。
その後も学術調査は続き、今までに竪穴住居跡などの遺構や土偶・耳飾などの遺物が多く出土しています。また出土した土器は、真福寺泥炭層式として提唱されたこともあり、関東地方における縄文時代晩期前半の標識的な土器として認識されています。
今回の特別展では、日本考古学史の中での重要性を過去の発掘調査の成果を通して振り返りながら、改めて国指定史跡真福寺貝塚をひも解きます。
- 会場
さいたま市立博物館 1階 特別展示室
- 会期
平成28年10月8日(土曜日)から11月20日(日曜日)
休館日 ・休館日 祝日と埼玉県民の日(11月14日)を除く月曜日
10月11日(火曜日)、11月4日(金曜日)、11月15日(火曜日)
- 開催時間
9時から16時30分
- 展示品
真福寺貝塚出土品の他、発掘当時の様子を伝える写真などを展示します。
- 入館料 無料
抜粋資料 さいたま市WEBサイト,さいたま市ホームページ
破魔弓・羽子板、雛人形は2016年11月1日オープン予定です。
赤ちゃん授乳室完備