おひなさまを飾るひな祭りは、家庭で行う小さなお祭りです。
今から九百数十年前の平安時代の文献を見ますと、ひいな遊びと称して、女の子がお人形やお道具を使って人形遊びをしていることが記されていますが、これが後にひな祭りになったものと思われます。
それとは別に、やはりその頃上巳じょうしの祓いはらいと言って紙・布・金属などで作った人形ひとかたを用いて災難を祓う行事が3月に行なわれましたが、この意味も加わったものと思われます。
ひな人形は最初は紙びなと言って立ち姿のものが多かったのです。
紙びなは大昔のひとかたに良くにたものでした。
今日のように座ったひな人形になったのは、江戸時代の中ごろからと思われますが、その後も紙びなは行われました。
今日も木目込み製などの立ち姿のものが伝わっています。
ひな人形もはじめは男女一対のものだけをいくつも飾ったのですが、後に官女・随身・衛士あるいは五人囃子などを添えるようになり、今日の形態が生まれました。
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羽子板・破魔弓:11月1日~12月29日
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