『向鶴丸』二羽の鶴を上下に丸く向合わせた有職文様。
雛人形の衣装の文様では長寿の象徴のことから人気です。
「向松喰鶴」松の枝をくわえた鶴の有職文様。
ペルシャの文様で生まれた花喰鳥(はなくいどり)は真珠の首飾りをくわえることが多く瑞鳥を意味していた。
平安時代に花喰鳥を和風にアレンジしためでたい松と鶴の組み合わせた文様。
赤ちゃん授乳室完備
雛人形の衣装の文様では長寿の象徴のことから人気です。
ペルシャの文様で生まれた花喰鳥(はなくいどり)は真珠の首飾りをくわえることが多く瑞鳥を意味していた。
平安時代に花喰鳥を和風にアレンジしためでたい松と鶴の組み合わせた文様。
羽根を臥した四羽の『蝶』を図案化、中央の丸を中心に上下左右に丸く配する。
蝶を愛でることは日本は唐から学び、平安中期以後に和様化が進み、有職文様として本格的に文様とされる。
大きさの同じ輪を円周の四分の一ずつずらしてできる文様。
正六角形をつなげた文様は幾何学文様の良く発達を西アジアにおこり、中国、朝鮮からわが国にわたってきた文様。
雛人形も吉祥文様として人気の文様の一つです。
立涌の文様は連続していることから地文に用いられることもあります。
『立涌』の中が「雲」・「藤」・「松」・「梅」・「桜」・「波」などで形作られています。
『菊・桜・牡丹・梅」などの文様の空間を唐草で埋め、発展しました。
唐草文様は格のあるものとして、礼装用の着物や袋帯に好んで使われています。
平成30年風第21号・平成30年北海道胆振東部地震で被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
菊の私たちの普段のイメージは10月ですが、
『菊』と言えば天皇家の紋章でご存じのように私たち日本では季節を問わず使われる文様です。
菊の花に真綿で覆った朝露は長寿をもたらすなど「菊」はめでたく薫る花となっています。
菊の文様は大切な物の鏡の装飾であったり、鎧兜にも用いられたりするのは、不老長寿の祈り籠めて瑞祥の文様とするからのようです。
雛人形の衣装にも使われています。
陽の数である九が重なることをめでたしとして、「重陽」「重九』という。
そのころは菊の花の盛りでもあるので、菊の節句ともいう。
節句はもともと『節供』の字が当てはまり、季節季節の節目に当たる特別日のことです。
『供』は供物で神様に捧げる食べ物です。
人を招き食を共にすることが節句です。
「菊の節句」ともいわれるこの日には、平安時代の貴族のあいだでは、女性には特別な習慣があります。
重陽の節句の前夜の八日に、菊の花を高価な真綿で覆い、菊の露と上品な菊の香りを移します。
露に湿ったその真綿を肌にあてて清めると、若返り、寿命が千年延びると言われていたようです。
江戸時代になって、重陽の節句は五節句の一つになり、藩主は登城してお祝いし、庶民は菊酒を飲んで、栗ごはんを食べる風習になりました。