おひなさまの飾り方

物への大切さはおひなさまを通してお母様の姿が伝えます。 

2月19日の『雨水』を迎えるに当たりおひなさまは勿論いろいろとお供え物の準備をされていることと思います。

これから、ひな人形をお飾りされる方、参考になさって下さい。

二十四節気の『雨水』

立春から半月経ち、春へと一歩一歩近づいてまいります。

今、梅の見頃を迎え、メジロのさえずりが心地よく聞こえてまいります。

雨水は「女正月」とも言われ、女性を労ってくださって大事にして頂けると聞きます。

そんな良き日には是非!!雛人形とご一緒に楽しい一日にしてみませんか。

 

雛人形を飾ってひな祭りを楽しむ

おひなさまの飾っておく場所を決めます。

・ お子様が小さい場合には安全な場所を第一に考えて頂きます。

・ 床の間の上に飾る場合に本などで床との高さの調整をしておくと便利です。

 

おひなさまの飾り方のパンフレットは手元に用意します。

おひなさま一式を取り出す前にメモ帳か写真を撮って保存しておきます。

・ おひなさまは型くずれ防止に注意を払って収納を考えてございますので、特に注意して下さい。

・ 収納する場合にも役立ちますので是非お願い致します。

 

飾りつけにはお人形に限らずすべて白い布製の手袋をご使用下さい。

・ 素手では手油がついたり、ゴミがつきやすく、引っかき傷の発生にもなります。

おひなさまを飾る前に飾り台、屏風、雪洞、桜橘、お道具等を確認しながら出します。

・ 屏風の上下、飾り台の前後は特に気をつけて下さい。

・ 桜橘を箱から取り出す際、素材により壊れやすい物もあります、そっと丁寧に出してください。

おひなさまは男雛、女雛に限らずすべてのお人形はお顔に紙などで覆いをしますので、剥がす際には髪のくずれをしないため、そっと無理をしないで丁寧にお願いいたします。

・ 薄紙や顔紙は捨てずにとっておいて下さい。

 

おひなさまにはところどころにセロハンをかけてありますので、なるべく外さない方が良いでしょう。

雛人形の飾り方 親王殿 平緒雛人形の飾り方 親王姫 袴(はかま) ・ 男雛の「平緒の垂れ」は外すと丸くボンボンのようになりますので、外さない方がいつも見立てが綺麗です。

 

 

・ 女雛の袴などは汚れを防ぎますので、外さない方が汚れを防げます。

 

おひなさまの持ち物の持たせ方で多少はお人形の腕は自由に動きますので、調整して下さい。

・ 物によっては手から落ちやすいものが有りますが、綿などで工夫してください。

・ 収納する場合はいつでも外した状態で保存をしますので、取り付け完了時は写真を撮ります。

一応飾りつけが終わりましたら、少し離れた場所から再確認して下さい。

また、全体写真も撮ってください。

 

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