戦国武将も日・月・星に祈りを装いに籠めて
五月人形 戦国武将 伊達政宗公 黒漆五枚胴具足模写鎧兜と月
伊達家で、旗は日輪、兜の前立には半月と定め、太陽と月への祈りを感じます
五月人形 ・上杉神社蔵 山形県文化財 紫糸威具足模写兜
兜の前立には日月
月の満ち欠け
人々は天文に様々な思いをたくしてまいりました
月はおよそ一か月の間にだんだんと丸くなったり、欠けたりしてゆきます
それを毎月同じように繰り返します
それで一年中の農作業などに役立てたのです
秋の実りに祈りをささげる行事は江戸時代の頃から庶民に伝わり澄み渡る秋の夜空の月見は格別のものです
秋には特に満月はとっても綺麗に丸く見え、月を眺めて楽しむだけでなく、感謝をしてまいりました