秋晴れの昨日は今月15日から開催の『日本国宝展』上野 東京国立博物館へ出掛けてみました。
14年ぶりの開催らしく会場には沢山の方がいらっしゃっていました。
11月3日まで正倉院宝物の11件が期間限定特別展示されています。
鳥毛立女屏風(とりげりっじょのびょうぶ)・楓蘇芳染螺鈿槽琵琶(かえですおうぞめらでんのそうのびわ)は必見です。
日本最古の厨子、『玉虫厨子』飛鳥時代 奈良法隆寺が最初に大きく目に入ります。
また、法隆寺と言えば『広目天立像』日本最古の四天王像の一体も見逃せません。
秀吉が夭逝した愛児鶴松の菩提寺として建立の祥雲寺の障壁画『松に秋草図』も印象深いです。
画家の下剋上として名のある長谷川等伯の作です。
神様への信仰の証として鎧・刀を奉納されています。
この度『小桜黄返威鎧 厳島神社』を見ることが叶いました。
厳島神社の「いつく」とは心身を浄めて神に仕えること。
見事な『小桜黄返威鎧 厳島神社』も心をとらえる国宝の一つではないでしょうか。
大きな札でつくられたおおろかな古風な優雅、繊細な大鎧。
展示期間 前期:10月15日~11月9日まで
平安時代の甲冑の名品
右脇の脇楯など一部に欠失があるが現存最大の札を綴じて仕立てられていて全体におおらかで力強い姿である。
威の小桜韋や桜花文の金物からは優雅さや繊細がうかがえる。 展示会場解説文
小桜黄返威鎧 厳島神社の画像は国宝展ショップPost card より
(岩槻工業団地内)
赤ちゃん授乳室完備