玄奘三蔵霊骨塔
慈恩寺 (さいたま市岩槻区慈恩寺139)
慈恩寺は天台宗の寺院で華林山最上院といい、天長年間に慈覚大師円仁が開山したと伝えられています。
慈恩寺という寺名は、慈覚大師が学んだ唐の長安(現:西安)の大慈恩寺にちなんで名づけられたといわれています。
また、坂東三十三箇所第12番の札所としても知られており、参拝者も多く訪れます。
寺内には市の文化財である南蛮鉄燈籠があります。
これは、岩槻城主太田氏の家臣である伊達房実が岩槻城安泰祈願のために寄進したものといわれています。
只今 本堂屋根瓦修繕中です!!
——- 市報さいたま 岩槻版 抜粋 ——– 玄奘三蔵霊骨塔
境内の十三重霊骨塔には、中国の古典『西遊記』でおなじみの三蔵法師玄奘の遺骨が分骨され、安置されています。
西遊記(孫悟空物語)で知られる三蔵法師(玄奘)は、西暦602年中国に生まれ、経典を求めて、天竺(インド)を志し幾多の辛苦を克服して、17年に亘って仏典の蒐集研鑽に励み、しかも帰国後63歳で遷化されるまでに、大般若経(600巻)等千三百余巻の経典を訳した。
その行跡は、中国日本佛教史上に不滅の光りを放つ不世出の高僧である。
さいたま市バスのご利用が便利です。祝日,年末年始(12/29-1/3)以外の月-金曜運行。
(岩槻工業団地内)
赤ちゃん授乳室完備