ひな人形 毛氈七段飾り
江戸時代には雛飾りのもう一つの主役には雛道具、調度品があります。
江戸時代は、大名の婚礼には婚礼調度品と同形式の雛道具が持参されます。
大名に姫君が誕生した時、父君はじめご親類から、お祝いの雛人形が贈られ盛大な雛節句が催されることは、ほぼ想像がつく。
この姫君がやがて年頃となって、お越し入れが決まると、もう一度新しい雛人形と雛道具が調達された。
しかもその雛道具は、婚礼調度品の雛型であったというから驚きます。
雛道具には両家の紋をつけるのが普通だった。
現存するこうした大名の雛道具を見ると、鹿児島島津家の雛道具(100種=550点)をはじめ、金沢前田家、一橋徳川家、彦根伊井家にある数多くの逸品は、美術工芸品としての価値もあり、貴重な歴史の遺産といえます。
現在の雛人形には七段飾り、五段飾り、三段飾りに雛道具の一部が華やかさを添えています。
箪笥・長持ち・鏡台・針箱など、嫁入り道具を組み合わせた雛道具、御所車・御駕籠の一組
雛人形予約会の営業は11月1日よりです。
初正月飾り、破魔弓・羽子板も同時開催となります。
(岩槻工業団地内)
赤ちゃん授乳室完備