雛人形(おひなさま)の仕舞い方

二十四節気『 啓蟄 (けいちつ)』の頃からおひなさまを仕舞う準備

15日ごとの季節の移り変わりの3月6日ごろの【啓蟄】から準備して3月の半ばごろまでに仕舞います。

啓は『ひらく」、蟄は「冬眠」の意味。かえ

冬籠りをしていた生き物たちが春の訪れとともにて出てくる時期とされています。

雛人形もこのころからしまう方も多いようですが、お天気の良い日に仕舞うようにしてください。

おひなさま しまい方◆ おひなさまのしまい方

    • おひなさまはいつしまうのか?ひな祭りが終わった後、なるべく早くしまうとされていますが、天気がよく、空気が乾いている日を選んでおしまいください。

      天気の悪い日は、湿気を含んでおりカビや虫食いの原因になります。

      早くしまわないと婚期が遅れるなどと言い伝えられていますが、特に根拠はないので気にする必要はありません。

      それより長い年月飾る人形ですから、しまい方(保存状態)が重要です。

     

    • ひな人形の片づけに必要な道具は?

    ◎毛ばたき ・・・ホコリを払うとき使います。

    ◎柔らかい紙・・・お人形の顔を包みます。

    ◎乾いた布・・・塗りの部分の乾ぶきに使います。

    ◎うす紙・・・おひなさまが動かないように、隙間に柔らかく丸めて詰めます。

    ◎防虫剤・・・お人形、ぼんぼり、桜橘に入れます。

    ※人形の素材に配慮された防虫剤“いたわり”が最適です。防虫剤 いたわり

    一般のお客様はお近くのチェーン加盟店よりご購入頂けます。

    ※ 違う種類の防虫剤を混ぜないでください。

    化学変化を起こします。(例/ナフタリンと樟脳)