九月の草花 水引き草
藪のようなところでよく見かける祝儀袋・贈答品を結ぶ飾り紐の水引きに似ていることからこの名がついたようです。
とても繊細なようで細い花茎に赤や白の細かな花を咲かせます。
水引とは
和紙をねじってこよりにした水引は神聖さを表します。
何度あつても良いお祝いには蝶結び、婚礼やおみくじなど一度きりにしたいことには結び切りをと、水引の結び目に思いをこめています。
(岩槻工業団地内)
赤ちゃん授乳室完備
藪のようなところでよく見かける祝儀袋・贈答品を結ぶ飾り紐の水引きに似ていることからこの名がついたようです。
とても繊細なようで細い花茎に赤や白の細かな花を咲かせます。
水引とは
和紙をねじってこよりにした水引は神聖さを表します。
何度あつても良いお祝いには蝶結び、婚礼やおみくじなど一度きりにしたいことには結び切りをと、水引の結び目に思いをこめています。
https://www.koboku.co.jp/のTOPページ
この度は台風17号・18号により多くの被害があったとテレビなどで知りました。
被害にあわれた方々に心よりお見舞いを申し上げます。
ところで、いつも小木人形のホームページをご覧いただきましてありがとうございます。
この度『レスポンシブ』
Androidスマートホン iphone PC タブレット端末に対応のサイトに少しづつ変えてまいります。
多くのお客様に見やすさを考え、手直しをしております。
これからも小木人形のホームページをどうぞよろしくお願い申し上げます。
大宮八幡宮 社報103号より
旧暦で言う九月九日は、新暦では十月半ば頃に当たり、菊の花盛りの頃です。
菊は秋の代表の花となっています。
春は蘭、夏は竹、秋は菊、冬は梅は四君子に挙げられます。
菊の露は長寿の薬効とされ、陰暦九月八日に菊の花に綿を被せて置き、翌九日、夜露を染み込ませた綿で体を撫でると、老いを拭い去るというものです。
葛は山野に生える生命力が強く蔓性の草、紫紅色の花をつける。
根の澱粉は葛粉として知られる。
秋の七草 万葉集にも詠まれた代表的な草花です。
薄・萩・女郎花・葛・撫子・桔梗・藤袴
今では見られない日本の田舎の風景
道をはさんで畠一面(はたいちめん)に
麦は穂が出る 菜の花盛り
眠る蝶々 飛び立つひばり
吹くや春風 たもとも軽く
あちらこちらに桑つむ乙女
日まし日ましに はるごも太る
ならぶ菅笠 涼しいこえで
歌いながらに植え行く早苗
ながい夏の日いつしか暮れて
かえる道々あと見返れば
葉末(はずえ)葉末に夜つゆが光る
二百十日も 事なくすんで
村の祭りの太鼓がひびく
稲は実がいる 日よりはつづく
刈って ひろげて 日に乾かして
もみに仕上げて 俵につとめて
家内そろって 笑顔に笑顔
そだを折りたく いろりの側で
夜はよもやま話がはずむ
母がてぎわの大根なます
これがいなかの年こしざかな
棚の餅ひく 鼠の音も
更けて 軒端(のきば)に雪降り積もる
鴛鴦(おしどり)
雄を鴛(えん)、雌を鴦(おう)といいます。
鳥類の中で鶴につぐ吉祥文様。
鴛鴦は雄雌が仲がとても良く常に一緒にいることから夫婦和合に例えられています。
秋草の一つ「薄(尾花)」
萩が花尾花葛花撫子の花女郎花また藤袴朝顔の花
(はぎのはな おばな くずはな なでしこのはな
おみなえし また ふじばかま あさがおのはな)
山上憶良「万葉集」]
薄の穂がもう白く風に揺れて秋を思わせる頃となってしまいました。
秋草は決して華やかなものではないでしょうが、静寂を感じるものがあります。
心を落ち着かせて下さると思います。
これからはいろいろと秋草を見かけることができますので、是非、散歩を楽しんでみてください。
鹿
日本では奈良の春日大社の神鹿など鹿への信仰があります。
夏の着物で鹿と紅葉の文様をあしらった帯の和服姿の女性をこの盛夏にみかけました。
季節を先取りして涼感を感じさせてもらえる粋なものでした。
秋と言えば九月・十月・十一月の三月をさします。
九月八日は草木に露が宿り秋の気配漂う「白露」です。
夏から秋へ移り変わります。
活発な季節から静かさを味わうとっておきの季節を楽しみませんか。
江戸時代には「後のひな祭り」という風習が生まれました。
これは九月九日の重陽の節句にひな人形を飾り、大人の女性が幸せと長寿の願いをこめるというもの。
虫干しを兼ねて節句人形を再び飾ることで、傷むのを防いで長持ちさせようという知恵もふくまれています。
——- 全日本人形専門店チェーン小雑誌より ——-
後の雛
「和国の女児、雛遊びをなすこと、古き物語にも出でたり。
上巳の節に拠あるよし、三月の部に注す。
今また九月九日に賞する女児多し。
源氏物語には、尋常にも雛遊びありと見えたれべ場、重陽に翫ばんには、なほさもあるべきか。
俳諧、これを名づけて”後の雛祭”とす。
上巳に対していへるなり」 ———- 滑稽雑談 (正徳三) より
日本の女の子は雛を飾って楽しんで遊ぶことを古い物語にでています。
上巳の節句をとても楽しみ、今九月九日にも雛を慈しみ楽しむ女の子が多いです。
源氏物語にはいつも雛を飾って楽しむと言われ、重陽の節句もまた同じようになさっていたようで。
これを名づけて後の雛まつり」とします。
後の雛祭りも上巳のひな祭りも同じ行事です。