京十番焼桐平台親王飾り No1013C
歴史の重み、みやびの世界へ導く気品高く飾る親王飾りの雛人形
すべての素材のグレード感が作る最高の雛人形
【商品番号】京十番焼桐平台親王飾り |
内裏様の衣装は男雛は束帯、女雛は十二単の衣装
男雛
最上の正装の『束帯』で袍の腰の部分を石帯で束ねていることが名前の由来です。
冠を被り、後ろには長い裾を引きます。足には襪を履き、帖紙を懐に入れ、手には笏を持ち、公卿と殿上人は石帯に魚帯を提げます。
女雛
『唐衣裳』 一般的に『十二単』と言われ、貴族の女性の礼装。
唐衣・表着・打衣・五ツ衣・単衣・長袴・裳の構成になっています。
襟、袖口、裾は重ねた衣が見えることから、その色の組み合わせで「襲色目」と言います
手には檜扇を持ちます。
- 『桐竹鳳凰麒麟』の文様の衣装で気品あふれる。
- 女雛の唐衣の衣装には雲立涌に松喰向鶴を配した格調高い文様です。
平安時代に花喰鳥を和風にアレンジしためでたい松と鶴の組み合わせた文様。
おひなさまの衣装は有職文様『松喰向鶴』
鶴は長寿の瑞鳥とされ、松は吉祥文様は平安後期の代表的文様です。
平安後期には若松を鶴がくわえて飛ぶ姿の松喰鶴となり日本の代表的文様。
- ピンクは春の桜 白は去りゆく冬の雪 緑はこれから訪れる芽吹く草
- 金の屏風が雛人形を引き立たせます。
鳳凰 (ほうおう)
鳳凰は中国の伝説では、名君が出て天下泰平である時に現れる瑞鳥である。
日本では飛鳥時代から盛んに使われはじめ、法隆寺玉虫厨子では鳳凰の上に仙人が乗る。
正倉院の宝物にも多数使われ西方の影響も見られる。その後吉祥文様として長く愛好される。
桐の木に棲み、竹の実を食べる ことから桐竹鳳凰文が構成された。
鳳が雄で凰が雌。
桐竹鳳凰麒麟文様(きりたけほうおうきりんもんよう)
霊長の鳳凰が桐の木に棲み、竹の実を食すとされ、また、霊獣の麒麟 は聖人の出現前に現れ、聖人の出現を告げるものとされる中国の故事 に因んだ吉祥文様である。
↓ 雛人形の衣装の文様は桐竹鳳凰麒麟の文様に類じた文様となっております。
- 全体が調和の取れた雛人形は人気の一つです。
- 一層優しくなれる雛人形。
- 焼桐仕様の平台・屏風が荘厳さを加えます。
小木人形は試行錯誤を繰り返し妥協のない焼桐の技法で作り上げました技が生きたひな台・ひな屏風枠を使用しております。
雛人形セットとして平飾り・三段飾り・五段飾り・七段飾り・収納飾り
をご用意しております。
製作工程
① 植物性液体(表面だけでなく表面深まで火が通る液体)を塗ります。
② 酸素バナーで焼きます。
③ 炭取り専用機にてスス炭を取り除きます。
④ 伊保田を塗ります。(ハゼの木に付虫の油を採取し粉末にする、粉米油を液体にしてぬる。)
⑤ 磨き機に掛け磨き艶を出します。
おひなさまのお顔・屏風の変更が可能です。