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歴史と人形のまち岩槻 真福寺貝塚
真福寺貝塚
〒339-0043 埼玉県さいたま市岩槻区城南3丁目2
一万年以上前から人間の生活が営まれています。
真福寺貝塚(岩槻区城南3丁目)は、縄文時代後期から晩期に営まれた集落跡で、貝塚と低湿地遺跡(泥炭層遺跡)からなります。
発掘調査の歴史は古く、本年は大正15年(1926年)に大山柏氏が発掘調査。
この時の調査は、わが国における泥炭層遺跡の本格的な発掘調査のさきがけとして日本考古学史に刻まれています。
その後も学術調査は続き、今までに竪穴住居跡などの遺構や土偶・耳飾などの遺物が多く出土しています。
また出土した土器は、真福寺泥炭層式として提唱されたこともあり、関東地方における縄文時代晩期前半の標識的な土器として認識されています。
この『みみずく土偶』が特別展「縄文-1万年の美の鼓動」(縄文展)が東京国立博物館 平成館(上野公園)で開催されております。