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「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますように「秋分の日」を迎えますが、
日に日に涼しくなります。
夏の疲れが出てまいりますが、皆様にはお変わりなくお過ごしでしょうか。
彼岸と言えば、葉もなく咲く曼珠沙華が見ごろを迎えます。
まだ、今日あたり伸びてはいない茎に花が顔をだして咲きたい様子です。
いつも小木人形ブログ有難うございます。
人形と歴史のまち岩槻の関連記事に「岩槻人形博物館」を追加致しました。
三月節供の本来の意味は身の穢れを洗い流す作法から女性とのかかわりが深くなり、憧れの婚礼を模した人形へと変化して行く。
現在でも日本各地の神社で行われる、紙製(ヒトガタ・人形)に自分の名前・年齢を書き身体でなでたりして、また、それに息を吹きかけたりしますが、それはいずれも自分の災厄、穢れを人形・形代・撫で物へ移すということで、神社では神事を行った後にお焚き上げしたり、川や海へと流します。
では、昔は、体中をなでた人形(撫で物)の変形として作られたものに天児(あまがつ)・這子(ほうこ)という出産御祝の品としてのお人形があります。
人形のルーツを物語る信仰的な人形に「天児(あまがつ)・這子(ほうこ)」と呼ばれる人形があります。犬型の犬筥(いぬばこ)と併せて産育や婚礼の場で重視される人形であるため、雛人形と一緒に紹介されることが多いものです。小さな犬筥はひな段にも添えられました。
案山子(かかし)のような姿の天児と、ぬいぐるみの様の這子は、人の身代わりとして災厄を祓う形代(かたしろ)が立体的に発展した人形と考えられています。安産のシンボルである犬を象った犬筥は、神社の狛犬を思わせるようなフォルムですが、頭は人間の子供のように描かれています。これらは妊婦や産婦、子供が災難から逃れ、健やかに過ごせるように寝室に置かれました。今ほど科学的医療が未発達だった時代に、子孫繁栄の祈りが込められた神秘的な造形が魅力です。
資料 岩槻人形博物館
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