新着情報
岩槻人形博物館 企画展『御所人形 ― 輝く肌の魅力』 開催中
健康美あふれる三等身の童子の姿の人形
御所人形は、大きな頭に白い肌を持ち、三等身のフォルムで表された、童子の姿をした人形。
主に京で製作されました。日本人が持つ理想的な子供のイメージが重ねられており、健康美にあふれています。
なかには、額の前髪に水引の表現が見られるものや、衣装や小道具などにより、能麻衣狂言、英雄の姿などにみたてられたものもあります。
岩槻人形博物館内説明
岩槻人形博物館コレクション 御所人形 裸童 江戸時代
腹掛けには鳥居と杉並木の刺繍が際立ちます。
額の水引
御所人形や裸嵯峨には、赤いリボンのような図様が額にほどこされているものがあり、このような人形を「水引手」と呼びます。
赤色の水引が複雑に文様化されて描かれ、意匠としても大変美しいものです。
紐状の
水引が描かれた人形も、贈答用に用いられたものが多いようです。
岩槻人形博物館内説明
＊ 会期
２０２１年７月１７日(土)～２０２１年８月２９日(日)
＊ 主催
さいたま市岩槻人形博物館
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